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2007年4月28日 (土)

幽霊人命救助隊

高野和明

文春文庫

自殺した4人の霊が、成仏して天国へ行くために

49日間のうちに100人の自殺志願者を思いとどまらせよ

という神様からの宿題をこなすという内容。

自殺を思う人たちの心は実に様々であり

事情も個々によって異なるために苦労しながら

手探りで奮闘していく幽霊たち。

時にはユーモラスに

時には自殺してしまった自分自身の後悔に思い至りながら

4人?で励ましあい、意外とバランスの取れたチームとして

任務を果たしていく。

幽霊のくせに、ドアや壁をすり抜けたりすることも

浮遊して場所を移動することもできないという

情けない自分たちを嘆きつつ、それでもまじめに

自分たちの宿題と向き合っていく。

最後のエピローグはこういうふうにしか終われないだろうと

思わないでもないけど、それを差し引いても

この本はなかなか面白かった。

私の採点:☆☆☆☆

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コメント

おはようございます。
なかなか薀蓄のある面白い本のようですね。
現実の問題として、自殺企図者というのはその殆どが、失敗(?)した場合にまたやるそうです。要するに成功(?)するまでやるのだそうです。自殺というのは不自然死ですから、要検案死体となります。従って必ず警察の検視を受けなければならないので、その時の調査から明らかになった結果なので間違いはありません。
人の死ということについては色々とネタを持っていますので、いつかチャンスがあればお話しする機会があるかも知れませんね。
くだらない話題をコメントしてゴメンナサイ。

投稿: イソップ | 2007年4月28日 (土) 11時54分

面白そう。
田吾作んちにも幽霊がいっぱい居るから、読んで教えてやろうかな。

でもうちの幽霊は怠け者だから、精々オバケぐらいしか出来ないかな・・・。

投稿: 田吾作 | 2007年4月28日 (土) 17時18分

イソップ様。
お花だけではなくいろいろなひきだしをお持ちなんですね。
そのうち是非教えてください。
職場の同僚(隣の課ですが)が昨年の秋に自殺しました。
親しいわけではなかったけれど、やっぱりショックでした。


投稿: ははだよ | 2007年4月28日 (土) 17時58分

田吾作様。
幽霊になると疲れることはないらしいです。
怠け者でも働き者でも夜も寝ないで怠けたり
働いたりできるわけですね。

投稿: ははだよ | 2007年4月28日 (土) 18時01分

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