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2008年3月15日 (土)

閉鎖病棟

箒木逢生

新潮文庫

タイトルだけ見たら絶対手を出さなかった種類の本なのに

なぜか買ってしまって、やっぱりしばらく放置した本。

でも読み始めたら一気に読めた。

タイトルから推察できるように、精神科の病院のお話だが

入院患者一人ひとりにあてる視点は優しい。

この物語に登場する人たちにはそれぞれに

重い過去があり、病気ゆえに身内から見捨てられたり

疎まれたりしているけれど、患者同士が

お互いのテリトリーをおかすことなく、暗黙のルールのうちに

毎日を生きている様が描かれている。

決して積極的に読みたいテーマではないかもしれないけれど

精神科医でありながら、作家も兼ねる作者の別の本も

読みたいと思える本だった。

私の採点 : ☆☆☆☆

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